夜驚症を小児はりで治療する

お子さんの夜驚症に対しても当院の小児はりは有効です。

結論からいうと、小児はり効果により お子さんの心身の緊張を緩めることで夜驚症を改善することができるからです。

では実際に夜驚症のお子さんにはどんな症状がみられるのか?下記に挙げていきましょう。

夜驚症の症状とは?


 夜間、睡眠中に突然目覚めて飛び起きる

 飛び起きて驚いたように叫ぶ・泣く

 叫びたい声をあげながら走り出す

 翌朝 本人は夜驚のことを覚えていない

夜驚症の治療に訪れるお子さんには、以上のような所見がみられます。

ご両親の不安

わが子の夜驚行動を目の当たりにして動揺や不安を感じるのは当然です。

『ひどいストレスを抱えてるの?』

『もしかしたら脳に異常があるの?』

『精密検査を受けた方が良いのでは?』

『検査結果は異常無し…なら何が原因なの?』

『夜驚症は治るの?』

などなど、不安は尽きないことだとお察しします。

小児はりで夜驚を治す仕組み

小児はりはお子さんの心身の緊張を緩めることを得意としています。このことは小児はりに限らず、鍼灸治療全般に言えることです。

特に小児はりは“鍼を刺さずにケアすることが可能”ですので、安心してリラックスする効果も高いのです。

また、リラックスという点ではマッサージやリラクゼーションといった方法もありますが、ツボ(経穴)という一点に集中して刺激を加えるという点で、小児はり効果の大きなメリットと特徴があります。

夜驚症には治療ポイントがある

お子さんの心身の緊張を緩めるといっても、全身の緊張を緩めれば良いという訳ではありません。

夜驚症を解除するポイントがあるのです。そのようなポイントを一般的にはツボと呼びますね。

そのツボの一つは心窩部(みぞおち)にあります。みぞおちはデリケートな部位ですので、マッサージや指圧するのに不適なポイントです。この点、刺さない小児はりはみぞおちの緊張・コリを解除するのに有利な治療法といえます。

写真では腰のツボにも温灸を行っています。夜驚症の治療に使うツボ(経穴)はお腹にも腰にも背中にも手足にもあります。
お子さん一人一人に合ったツボ(経穴)を選択して夜驚症治療に用います。

夜驚症に対する小児はりの効果

「小児はりを受けた夜はグッスリと眠っていた」

「ここ(当院)に来てから夜驚症の頻度が明らかに減っている。」

「毎晩、夜驚が起こっていたのが週の半分以下になった」

通院を始めると以上のような変化を皆さん教えてくれます。

「夜驚症はどのくらいで治るのですか?」と気になる方も多いと思います。

当院の経験では、短期のうちに変化・改善するお子さんもいますが、短期〜中期かかるお子さんもおられます。どのくらいで治癒するかは個人差があるため、実際に診療しないことには断定できません。

ですが、夜驚症の治療はアレルギーやチック症などの他の疾患に比べて比較的早くに変化を見せてくれるお子さんが多いようです。

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