子どもにやってくる春の不調
春先にみられる子どもたちの心身不調について紹介します。
2月~4月にかけて春の季節は、お子さんに心身の動揺・不調がみられやすい時期です。
たとえば…
➣ よく泣く
➣ イライラする
➣ 怒りっぽくなる
➣ 気分が落ち込む
➣ 園・学校に行きたがらない
身体的な症状では
➣ 食欲に波がある(食欲低下と食欲旺盛を繰り返す)
➣ 頭痛・腹痛を訴える
➣ 気持ち悪い
➣ 週末になると発熱
など、いわゆる情緒不安定と身体症状が組み合わさってあらわれます。「泣いたり怒ったりイライラする」ことは関西では“かんのむし”と呼びます。
※“かんのむし”とは、いわゆるカンシャク系の症状です。
「怒る」「泣く」「叫ぶ」「たたく」「噛む」「頭をぶつける」 …など、その子の年齢や個性によって表現方法は様々です。


でも、ただ“カンシャク”を起こすのではなく、お子さんのタイプによっては、クヨクヨ・シクシク泣くタイプの症状として現れるケースもあります。
お母さんにとっては『なんで?』『(幼稚園・学校は)楽しくないの?』『なにかイヤなことがあったの?』と、困惑してしまいます。
子どもだって環境の変化にとまどっている
そんなとき当院では次のように説明しています。
子どもさん達にとっても新生活は大きな試練です。
・新しいクラスは、新しい職場
・新しい先生は、新しい上司
・新しいお友達は、新しい同僚
…と、こんな風に考えると、大人にとっても子どもの気持ちが少し理解できると思います。
マジメなお子さんや環境の変化に戸惑い、一生懸命にそれに対応しようとして疲れてしまい、イライラするのです。そのイライラは家に帰って、ホッとした瞬間に爆発して、カンシャクを起こしてしまいます。
また、環境の変化に敏感なお子さんは、新学期の始める前の3月から緊張が高まり、心身の不調を訴え始めるのです。
東洋医学は心身不調を安定させる
このようにお子さんの心情を理解することで、お子さんの心身の変調に寄り添い向き合うことができるのです。そして乱れてしまった心身を調和させることが大切です。
このように季節と環境の変化に戸惑い、変調をきたすお子さんは、小児はりを受けに来院されることは珍しいことではありません。
このような心身の不調を調整することは東洋医学や鍼灸の得意分野なのです。

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