つわりが夕方から悪化するのはなぜ?

トータルママサポート鍼灸院の足立です。
今日はつわりの悪化要因「時間」について書いてみます。

つわりが悪化するのは朝?夕方?

つわりは英語では「Morning Sickness(モーニング・シックネス)」と言います。

朝起きた時に吐き気や嘔吐が起こることからのネーミングらしいですが、当院に来られる方は「夕方からつわりが悪化する」という方が多いです。

特に夕方5時前後から吐き気やムカムカが増加するという方は多いですね。

そして…
『夕食時に気持ち悪く、食事できない…』
『お風呂も湯気で気持ち悪くなり…』
『夜も気持ち悪くて寝つけない…』

・・・と、時間の経過とともにつわり症状が悪化していくという方が多いです。

夕方からつわりは悪化するのはなぜ?

ここからは東洋医学の話なのですが・・・

東洋医学では人体と時間はかなり密接な関係にあるとみています。現代医学でいうところの“バイオリズム”です。

私が知っているだけでも…6つ以上のバイオリズムが東洋医学にはあります。

 写真は経絡と時間の関係・バイオリズムを示す図。
 ※つわり悪化する時間帯とは異なるバイオリズムですが…

その6つの中に夕方から夜(15時~21時)になる胃腸の働きが盛んになるというバイオリズムがあります。

通常の人であれば胃腸が活発になればお腹が空きます。そのため“おやつ”や夕食を摂るのですね。

しかし、胃腸の病・症状を持つ人は胃腸の力が活発になることで症状が劇化する場合があります。身体が治そうとして悪いものを追い出そうとするケースです。

つわりが悪化するのはまさにこのケースです。

ですから夕方になると「ムカムカ」「胃のつかえ」「吐き気」「唾液分泌(※)」が活発になるのです。
※唾液も消化液のひとつです。

胃の暴走を止めることで・・・

このような症状は胃のツボを使って鍼をすることで、症状が緩和することが多いです。

つわりとは消化器系の逆流している状態です。それも活発に起こっている状態です。(なぜ消化器系の逆流が起こるのか?詳しくはコチラ)

ですので、鍼灸によるつわりケアでは胃腸のツボを使うことで消化器の逆流を本来の“順の流れ”に戻すことで、ムカムカ・吐き気・嘔吐・唾液過多(よだれつわり)を実際に治しています。

当院の東洋医学的つわりケアを希望される方は

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