当院の小児はり
当院では“小児はり”でお子さんの健康をサポートすることに力を入れています。
「10人の成人男性を治療するよりも、1人の成人女性を治療する方が難しい。」
「10人の成人女性を治療するよりも、1人の子どもを治療する方が難しい…。」
このような言葉が中国医学には伝わっています。
小児はりというのは、大人の治療に比べて繊細な技術と専門的な知識を必要とします。
当院院長は小児はりの技術を鍼灸師の先生たちに指導する経歴の持ち主です。伝統医学の知識と技術を駆使してお子さんの治療にあたっていますのでご安心いただけます。。
さて、成長途中にあるお子さんの体質は不安定ですので、様々な症状や体調不良にみまわれます。その不安定な体質を東洋医学でケアすることで健康なお子さんに育つサポートを当院では小児はりで行います。
また、お子さんの体調が不安定だと、お母さんの心身のコンディションも安定しません。健やかな子育てをサポートするにはお子さんを健康面から支えるのは必須だといえます。
それも表面上の健康ではなく、体の内側から体質的な健康をつくること。つまり、お子さんの将来を見すえた治療が必要となることだと考えています。
このような考えから、当院では東洋医学の小児科を修め、それを小児はりの技術に活かしています。
そのため他院とは全く違う小児はりでお子さんの健康をサポートできると自負しています。
当院の小児はりの風景
お子さんの治療にも脈診は重要です。お子さんの疲労や緊張、食生活などの情報がみえてきます。
お腹に刺さない鍼の小児はり治療をしているところ。痛くないのでお子さんもご機嫌です。
生後5日の赤ちゃんも刺さない小児はりだとスヤスヤ眠りながら治療ができます。
園児以降のお子さんだとお灸もできます。温灸は熱くなる前に取り去るので、温灸が大好きなお子さんも多いです。
当院の小児はり適応疾患TOP10
小児はりが有効な症状には次のようなものがあります。
疾患 症状 | 特徴 | 治療 情報 |
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夜泣き | 生後数か月から1,2歳まで起こる 。夜泣きが起こる年齢や原因には個人差があります。 | ボタンタップ |
かんのむし | 泣く、叫ぶ、叩く、噛みつく…など、イライラを発散するための行為です。 | ボタンタップ |
チック症 | まばたき・顔をしかめる・鼻をスンスン鳴らす・体を揺する・飛ぶ…など、チック症のあらわれ方には個人差があります。 | ボタンタップ |
夜尿症 | 排尿と蓄尿の調整機能が未完成なお子さんに多く見られます。 | |
アレルギー疾患 | アレルギー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎など、現代のお子さんにとっては多く見られる症状です。 | |
低体重 低身長 | 体質的な弱り(いわゆる虚弱体質)を原因とした低身長・低体重のお子さんに小児はりは有効です。 | |
夜驚症 | 園児から小学生のお子さんにしばしば起こります。睡眠中に飛び起きる・走りだす・泣くなどの症状が多いです。 | |
仮性近視 | 小学生~中学生の成長期に一過性に起こる視力の低下です。 | |
便秘 | 胃腸が未発達な赤ちゃんによく見られます。食べた分だけ排泄するという体の機能は重要です。 |