足立鍼灸治療院に海外研修生が!

先日7/18~20(木~土)の3日間、当院に海外からの研修生が訪れました。

研修生の名はMahtab先生、彼女はアメリカの鍼灸師さん。免許取り立て(だったかな)とはいえ、鍼灸学生さんに家庭教師もしている優秀な方です。
紹介者は前田篤希先生。お二人はご夫婦なのです。
なので、前田先生が通訳を、Mahtab先生が学び、当院インチョーこと私(足立)が脈診・腹診をレクチャーするといった形。

前田先生とお会いするのは1年ぶり。去年に京都で行われたJapanese Acupuncture study-abroad tour で一日講師として呼ばれ、前田先生はそのツアーの引率者・翻訳・総講師として活躍された方なのです。

さて、お二人が日本に到着したのが水曜日の夜。関西空港にお迎えに行ってきました。(普段、英語を話す機会がないのでMahtab先生に挨拶するだけでちょっぴり緊張しました…笑)

まず初日・木曜日は当院の午前診もそこそこに、午後から阪大病院(大阪大学医学部付属病院)に移動。阪大病院の漢方鍼灸外来の臨床治療も見学してもらいました。実はインチョーは毎週木曜の午後、阪大病院にて癌疾患・自己免疫疾患の患者さんに鍼治療をしているのです。


写真:漢方鍼灸外来の研修終了後、医局にて記念写真

翌日・翌々日(金土)は、もうつきっきりで臨床現場にて脈診腹診の指導。
脈診と腹診の基礎・応用のひと通りは伝えました。私が主宰する会(鍼道五経会)で、この内容を学ぶには1~2年かかります。Mahtab先生は本当に優秀な方でした。


写真:小児脈診を行うMahtab先生


写真:小児腹診を行うMahtab先生、子ども達は美しいMahtab先生に見とれているよう。

Mahtab先生は英語だけでなく、母国語のペルシャ語・ドイツ語そして現在は日本語も習得中のクァドリンガル。やはり異文化を学び吸収するというキャリアが、東洋医学や技術の人一倍はやく習得できる基となっているのでしょう。

でも、こうして振り返れば時差調整もせずに、よくついて来てくれたものだと思います。お互いに本当によくがんばった3日間でした。


写真:研修終了後に皆で記念撮影(やっぱり皆ヘトヘト感が隠せないかも…)

当院での研修を終えた後は日本の旅を楽しむべく、京都市に行くとのこと。疲れた状態で大きな荷物を抱えての京都までの週末移動は本当に堪えます。ということで、皆で京都市までドライブです。

そして京都市で本当にお別れ。『Youは何しに日本へ』『ウルルン(古い?)』みたいな別れ際でしんみりとしました。

足立繁久

 

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